こんばんは!
今日も一日、お疲れ様でした(╹◡╹)
トレーナーの佐々木美歌です。
「住宅環境と、健康」について最終回です。
シックハウス症候群のリスクを減らす方法の一つは、化学物質や原因となる物質が少しでも少ない家に住むことです。
上記の研究結果からも分かるように、化学物質が少ないことはリラックス効果にもつながります。
化学物質を100%取り除くのは不可能ですが、家を建てる機会がある場合は、少しでも化学物質を抑えられないかどうか、ハウスメーカーなどに相談してみるのもよいでしょう。
なお、「天然素材の家なら大丈夫ではないか」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、「天然素材だからシックハウス症候群にならない」と言い切ることはできません。
例えば、木の香りも化学物質であり、その成分に反応してしまう人もいます。
シックハウス症候群の原因は建物自体から出る化学物質だけではありませんので、家を建てたり引っ越したりしなくても、以下のように、日常の中で行える対策もあります。
子どものいる家庭では特に留意したいものです。大人よりも子どものほうが、1日に呼吸する空気の量(体重1kgあたり)が多いことから、空気に含まれる化学物質の影響を受けやすいと考えられます。
■日常の中で行えるシックハウス症候群対策
換気をする
窓を開けてこまめに換気するよう心がけましょう。
2003年以降に建てられた家の場合は、24時間換気設備の設置が義務付けられています。
寒いからといって切ることはしないようにしましょう。
また、換気口の近くや、空気の通り道となる場所に大きな家具などを置いてしまうと、十分な換気が行えない場合がありますので、物の置き場所にも注意が必要です。
こまめに掃除をする
ホコリがたまらないよう、できるだけこまめに適切な掃除を心がけましょう。
床にカーペットを敷くと、使用状況によってはホコリがたまりやすくなる可能性があります。
意識的に丁寧な掃除を行うことで、ホコリやダニなどをできる限り除去することが大切です。
においのする家具などはできるだけ避ける
家具やおもちゃなどから揮発する化学物質も、シックハウス症候群の原因となります。購入時ににおいがするものは避けるか、可能な場合はしばらく屋外に置いて、化学物質を揮発させるのも一案です。
湿気に注意する
カビもシックハウス症候群の原因の一つです。
室内の湿度が高くなりすぎないように注意しましょう。適切な温度・湿度を保つことは、さまざまな疾患の予防にもつながります。
タバコを吸わない
室内で吸わないことはもちろんですが、ベランダに出て喫煙しても、室内に煙が少しずつ流入することがあります。
禁煙することが望ましく、自分自身はもちろん、一緒に暮らす家族のシックハウス症候群やその他のさまざまな疾患のリスク低下にもつながります。電子タバコも同様です。
アレルギーの症状が出ている方は、上記の対策をご参考にして行ってみてくださいね♪
333GYM 佐々木美歌