その「脳疲労」はスマホから?② ~「デジタルデトックス」しませんか?~

こんにちは!333GYMです。

本日は、前回の続きでです。

 

その「脳疲労」はスマホから?第2弾

 ~「デジタルデトックス」しませんか?~

 

脳過労は、心身ともに影響があります。

身近なスマートフォンがその原因にならないように、是非ご参考にしてください。

■疲れやすい脳の部位と影響

脳には、大脳、小脳、間脳(視床視床下部)、脳幹といった部位があり、それぞれ異なる働きをしています。

 

脳の中でも疲れにくい部位と疲れやすい部位があり、血圧や脈拍、呼吸の調節など本能的な働きに関わる脳幹は疲れにくい部位です。

 

一方、疲れやすいのが、大脳の前方にある前頭葉です。

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前頭葉は「脳の司令塔」とも呼ばれ、コミュニケーションや判断、意思決定、スケジューリングなど社会生活を送るうえで重要な役割を担っています。また、脳の中でも特に高度な情報処理能力を有しています。

 

スマートフォンの使い過ぎが前頭葉をはじめとする脳の機能に与える影響については、今後さらなる研究や医学的な検証が必要ですが、脳過労が続くことで、意欲や判断力、記憶力の低下、感情のコントロールができなくなる、といった状態につながる可能性が考えられます。

 

また、今後の研究によっては、将来の認知症リスクなど、長期的な影響も明らかにされるかもしれません。

 

 

■使い方を見直しして、デトックス

スマートフォンの性能は日進月歩で、近年は通信環境も格段に良くなっています。

 

動画観賞や、配信のゲームなどもストレスなくできるようになり、楽しみ方も広がっています。一方で、便利になった分だけ脳に入る情報量も多くなっています。

 

日々のスマートフォンを使う時間が増えて、その期間が長くなると、脳の情報処理が追いつかなくなり、ますます疲労が蓄積することになりかねません。

 

そこで重要なのが、自分のスマートフォンの使い方を意識的に見直すことです。

特に次のようなことをポイントに見直してみましょう。

 

 

また、記事の冒頭に挙げた下記の症状はないか、それはスマートフォンを使い始める前にはなかった症状ではないか、といった気づきも大切です。

 

 

スマートフォンと適度な距離を置く「デジタルデトックス」は次のようなステップで行うのがおすすめです。

 

1  スマートフォンの使い過ぎに「気づく」という見直し

2  「やめなくては」という意思決定

3  「やめる」という実行

 

3の実行に関しては、「○時になったら電源を切る」など自分でルールを決め、それがクリアできたら少しずつハードルを上げてルールを厳しくしていくとよいでしょう。

 

次回最終回です。

 

333GYM