こんにちは! 新宿神楽坂にあるトレーニングジムの『333GYM』です。
「ミツさんジム」と読みます(#^^#)
・加圧トレーニング
・呼吸のトレーニング
・ヨガ ~を行っています。
さて、今日からは「筋肉痛」についてのお話です。
激しい運動をしたり、普段はあまり使わない筋肉に負荷をかけたりすると起こる、「筋肉痛」。
誰もが一度は経験したことがある痛みといっても過言ではないでしょう。
しかし、具体的にどのようなメカニズムで発生するのか、ご存知ない方も多いのではないでしょうか?
3回渡り、そんな筋肉痛が発生する原因や種類、対処法についてご紹介します。
■なぜ、筋肉痛になるの?
筋肉痛は、「筋肉の耐久力を超えた運動」をすることに起因して発生します。
負荷の大きな運動や長時間の運動、もしくはその両方を行って筋肉が耐えられるレベルを超えると痛みが生じるのです。
多くの場合運動中の筋肉は~
縮む方向に動く「短縮性収縮」と
伸ばされる方向に動く「伸張性収縮」を繰り返しています。
このうち伸張性収縮は、筋肉痛を引き起こしやすい運動であるとされています
具体的には~
・重いものを下ろす
・階段を降りる
・坂道を下る
~などといった動作が該当します。
■筋肉痛の種類
筋肉に強い負荷がかかる運動をすると、汗をかいてからだの水分が失われたり、筋肉が緊張する状態が続いたりします。
それが原因で血行が悪くなると、筋肉の代謝物である「水素イオン」が蓄積しやすくなります。
この水素イオンが筋肉を刺激し、運動中や運動直後にかけて痛みが生じた状態が、即発性筋肉痛です。
運動をやめると徐々に消失して、痛みはそれほど長くは続きません。
≪遅発性筋肉痛≫
一方の遅発性筋肉痛は、運動後数時間から数日後にかけて起こる痛みで、一般的にいわれる筋肉痛はこちらのことを指します。
発生する原因は諸説あり、現在も研究が続けられていて、まだ完全には解明されていません。
近年主流となっているのは、運動時に筋線維(筋肉を構成する細胞)に小さな傷がついて炎症反応が起こるために遅発性筋肉痛が起こるという説。
損傷した筋肉の細胞を分解、回復する過程で、痛みの原因となる物質が生成されるのです。
さらに、伸張性収縮によって筋肉の痛みを感受する器官の働きが活発になり、痛覚過敏の状態になることも理由のひとつだといわれています。
なお、少し前までは「筋肉痛の原因は乳酸という疲労物質が筋肉に溜まること」と考えられていました。しかし、最近の研究で乳酸は疲労物質ではないことがわかり、認識が改められています。
次回は、筋肉痛シリーズ②です。
333GYM