氷が食べたくなる 鉄欠乏症貧血

こんにちは(#^^#)

333GYMです。

 

寒い冬ですが「氷を食べたくなる」と言う方は、いらっしゃるでしょうか?

周りに、バリバリと氷をたべている方はいるでしょうか?

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「バリバリした歯ごたえが、何とも言えずおいしい😋のですよね」

氷が食べたい!おいしい、最近疲れやすい、やる気が出ない・・・

と言う方は、鉄欠乏性貧血かもしれません。

 

そもそも・・・鉄欠乏性貧血になるとなぜ氷が食べたくなるのでしょうか?

 

同じ貧血でも、氷が食べたくなるのは鉄欠乏性貧血にのみみられます。

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氷が食べたくなる(氷食症)が起きる理由については、強い精神的ストレスや強迫観念によるという説や,貧血に伴う口腔内の炎症を抑えようとするため,あるいは氷を噛むことによって反射的に脳血流を増加させている~など、さまざまな説明がなされていますが、いまだ明確な機序はわかっていません。

 

 

40年以上前の非常に古いものですが、興味深い研究があります。

 

まずラットから脱血して貧血にします。

次に、氷でも水でも好きな方から水分を摂取できるようにラットを教育します。

 

健康なラットは約45%の水分を氷から摂取するのに対して,貧血ラットは96%の水分を氷から摂取しました。

両群の水分摂取量には差がないにもかかわらずです!

 

驚くことに、この研究では貧血のラットは氷をなめるよりも、かじることの方がよくみられたと報告しています。

 

この傾向は、ラットの貧血が改善するにつれ消失し、貧血がなくなったラットは氷には見向きもしなくなった、と報告されています。

 

氷が食べたくなる「氷食症」が実験動物でもみられるというのは非常に興味深いことですよね。

 

鉄欠乏性貧血は、氷をバリバリと噛みたくなるのが特徴です。

お心当たりのある方は、鉄分が多い食材を食べたり、何か対処をしてみてください。

 

 

333GYM