こんにちは! 333GYMです。
みなさん、スポーツやトレーニングされていますか?
コロナ後に、トレーニングやランニングをする方の人数がかなり増えたと言われています。
その一方で、ほとんどの方が「痩せたい」「体のこの部分がきになる」と思われている方が多いいです。
では!やせたい!と思ったときに、どのような体のラインになりたい。
体重は何キロ、体脂肪率や筋肉量はこれくらいがよいな!
と言う数値目標はあるでしょうか?
ダイエットをして、免疫力がや気力が上がったり、痩せて自信がついたりと、日常生活がハッピーになればよいですが、過度のダイエットは禁物です。
特に気を付けていただきたいのが女性の体脂肪率です。
皮下脂肪がないと女性ホルモンであるエストロゲンが分泌されず、無排卵・無月経状態となる恐れがあります。
エストロゲンは皮下脂肪量を適正に保ちます
エストロゲンの大切な働きに、「皮下脂肪を増やす」ことがあります。
思春期に入ると、女子はエストロゲンの影響で女性らしく、男子は男性ホルモンの影響で男性らしく体型が変わってきます。
女性が丸みを帯びた体型になる原因は、エストロゲンの脂肪蓄積作用によるものです。
脂肪蓄積作用と聞くと、悪者のように感じますが、女性のきれいな丸みを帯びたラインをつくってくれるというっことですね♪
そして更に嬉しい情報です!
エストロゲンには、なんんと「脂肪量が過剰にならないように抑制する働きや食欲を抑制する作用」もあります。
さらに、エストロゲンによって増えた脂肪からは、「レプチン」というホルモンが分泌されます。
このホルモンにも摂食中枢に働きかけて食欲を抑える作用があります。その結果、脂肪の増殖が抑えられます。
つまり、エストロゲン自身が皮下脂肪の量を適正にコントロールしている、といえます。
皮下脂肪から分泌するレプチンがエストロゲン分泌に不可欠です。
脂肪組織から分泌されるレプチンには、卵巣機能を活発にして、エストロゲンの産生を促すという働きもあります。
そして、レプチンの分泌量は脂肪の総量に比例します。
初経が起こるには、一定量のレプチン濃度が必要といわれており、適正の皮下脂肪がある事によって初めてエストロゲンが上昇し、初経を迎えることができます。
逆に言えば、皮下脂肪が少なければエストロゲンは分泌されず、月経はみられません。
過度なダイエットは禁物です。
極端なダイエットで短期間にかなりの体重を減らすと、月経不順、無排卵・無月経に陥ることがあります。
例えば、3~6ヵ月間で体重の10%以上減量すると、皮下脂肪が失われ、血中レプチン濃度が低下するため、卵巣からのエストロゲン分泌が低下します。
妊娠にも関わることなので、妊娠・出産を望む方もは特に過度なダイエットにはきをつけましょう。
本来であれば、摂食量が減って脂肪組織が減少すると、レプチンの分泌が低下し、その結果、食欲が亢進して脂肪を蓄積しようとします。それが自然な体の仕組みです。
ところが、ダイエットに夢中になると、どんなに体重が減少しても食欲のスイッチが入りません。これは、自然の摂理に逆らった異様な状況です。
体重減少による無月経を防ぐには、「体の声」に耳を傾けることも必要かも知れません。
333GYM