こんばんは!
今日も一日、お疲れ様でした(╹◡╹)
トレーナーの佐々木美歌です。
本日は、光が体に与える影響についてのお話です。
光は、睡眠や目覚めに影響がありますが、それだけではありません。
うつ症状はよく聞く話かもしれませんが、なんと肥満・動脈硬化などにも影響を及ぼします。
光がより健康に影響を与えることを示す研究結果も出ています。
「太陽の光を浴びることが大切」と聞いたことがあるかもしれません。
私たちが日常的に浴びている光は、体内時計を調節し、朝目が覚めて夜になると眠くなるというリズムをつくるために大切なものです。
しかし、これ以外にも、光は身体にさまざまな影響を及ぼすことが分かってきています。
ある研究グループで、約3,000人の被験者の自宅を訪問し、寝室に照度計を設置したり、手首に腕時計型の照度計を装着してもらったりして、日々の生活の中で浴びている光に関するデータを集め、光が健康にどのような影響をもたらすのか検討しています。
これまでに発表されている結果をいくつか紹介します。
例えば、寝ている間に浴びる光の量が多い人ほど、うつ症状や糖尿病が多く、動脈硬化も進行していることが分かりました。
これは、生活習慣にも関係しそうですね。
就寝時の光は睡眠障害、全身性炎症、肥満、脂質異常症とも関連がみられており、寝ている間に浴びる光の量が多い人ほどこうした病態が多いという結果が得られています。
睡眠する2時間前には、携帯やテレビを見ない方が良いと言いますが、睡眠だけではなく、健康にも大きな影響があるようです。
また、被験者を約2年間追跡したところ、夜寝ている間に光を多く浴びている人だけでなく、日中浴びる光の量が少ない人、夕方以降に光を多く浴びている人も、太る傾向にありました。
このように、光を浴びる時間帯や量によって、異なる影響が表れているのですね。
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佐々木美歌