今日も一日、お疲れ様でした(╹◡╹)
トレーナーの佐々木美歌です。
本日は、「おからパウダー」の食物繊維についてのお話です。
食物繊維は野菜、果物、豆類、海藻類などに多く含まれていますが、外食が多かったり、肉類中心の食生活などをしているとどうしても不足しがちです。
また、レタスのような生野菜をたっぷり食べようと思っても、かさがあるため多くの量を一度に摂るのはなかなか難しいものです。
実際、国の食物繊維の1日の摂取目標量は18歳以上の男性では21g以上、女性では18g以上とされていますが、2019年の国民健康栄養調査による食物繊維摂取量の平均値は20歳以上の男性で19.9g、女性で18.0gと不足しています。
そして、食物繊維には
水に溶ける「水溶性」と、水に溶けない「不溶性」の2種類があり、どちらも健康を保つうえで重要な役割を果たしています。
<水溶性食物繊維の主な働きと効果>
<不溶性食物繊維の主な働きと効果>
- 腸内で水分を吸い取ってふくらみ、腸内細菌のえさになる。便の量を増やすことで排便がスムーズになり、便秘の予防・改善につながる。
- 腸内の有害物質を吸着して便と一緒に排出。大腸がんのリスクを減らす可能性がある。
このうち不溶性食物繊維の宝庫となっているのがおからパウダーです。便秘がちな人は、特に積極的に摂るとよいでしょう。
ただし、一度にたくさん摂りすぎるとお腹がゆるくなったり、お腹の中にガスがたまったりすることがあるので注意が必要です。
次に、食物繊維以外に含まれる成分についてご紹介します。
内臓や骨、皮膚、髪の毛など、あらゆる組織を構成する材料
■カリウム
体内の余分なナトリウムを排出。心臓や筋肉を正常に働かせる
■カルシウム
骨や歯の材料。
骨や歯にカルシウムが行き渡るように助ける。血圧を下げる働きもある
さらに、ビタミンEやイソフラボンも含まれています。
どちらも強い抗酸化力を持ち、細胞の老化を促進する活性酸素を取り除く働きがあるとされており、アンチエイジング効果でも注目されている成分です。
イソフラボンは特に閉経後の女性の骨粗しょう症の予防に効果的と報告されています。
いつまでも若々しい体を保ちたい人にとっても、おからパウダーは欠かせない食材の1つといえるでしょう。
次回は、おからパウダーについての最終回です。
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佐々木美歌