こんばんは! 今日も1日お疲れさまでした!
333GYMトレーナーの佐々木美歌です(^^)/
本日は、「油で健康」第2弾
不飽和脂肪酸についてです。
油にはたくさんの種類があり、体に与える影響は少しずつ異なります。
これらの違いを知り、上手に摂取することが健康管理には欠かせません。
油の働きは、油の主成分である「脂肪酸」によって分類されます。
大別すると、「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の2種類に分かれます。
飽和脂肪酸は、「直鎖脂肪酸」とも言われていたように、分子が直列の鎖のようにまっすぐ連なっているタイプの脂肪酸です。
バターやラードが代表的なもので、常温では白く固まっています。
飽和脂肪酸は、体を動かすエネルギー源として働きます。
食物から摂取する以外に体内合成も可能なため、過剰に摂取した分は脂肪として蓄えられます。
そのため、肥満や循環器系の疾患の原因になりやすいことが指摘されています。
一方、不飽和脂肪酸は、分子構造がまっすぐではなく、折れ曲がっています。
常温では液体で、エネルギー源になるほか、体の構成成分や脳の働きに寄与するような物質として働きます。」
代表的な脂肪酸が、オメガ3、オメガ6、オメガ9です。このうちオメガ3とオメガ6は、体内でつくることができません。
●オメガ3(n-3系脂肪酸)
α-リノレン酸:エゴマ油やアマニ油などに多く含まれ、血中の中性脂肪値を下げる働きがあると言われています
EPA(エイコサペンタエン酸):青魚の油などに多く含まれ、血液をサラサラにして血栓を予防する働きがあるとされています。
DHA(ドコサヘキサエン酸):青魚の油などに多く含まれ、脳や神経の発達に関連があると言われています。
●オメガ6(n-6系脂肪酸)
リノール酸:サラダ油、ごま油、大豆油など、一般的な植物油に多く含まれ、血中のコレステロール濃度を下げる働きがあるとされています。
●オメガ9(n-9系脂肪酸)
オレイン酸:オリーブ油やハイオレイックタイプの油(オレイン酸を豊富に含むよう品種改良された原材料から採取した油。ひまわり油やべにばな油などが市販されている)などに多く含まれ、酸化しにくく、悪玉コレステロールを抑制する働きがあるとされています。
健康のためにも、体内でつくることのできない油を摂取するために、オイルの性質を知る・使い分けてみてはいかがでしょうか(#^^#)
333GYM 佐々木美歌