油で健康!④ オメガ3をバランスよく摂取しよう

こんばんは! 

今日も一日、お疲れ様でした(╹◡╹)

トレーナーの佐々木美歌です。

 

本日は、「油で健康」第4弾。

「オメガ3をバランスよく摂取しよう」最終回です。

 

 

現代の食生活は、脂質を過剰に摂取しがちです。

パンや菓子類、インスタント加工食品に脂質が多く含まれているからです。

 

脂質の摂取基準は、総摂取エネルギーの20~30%とされていますが、40%の人が、脂質で30%以上のエネルギーを摂取している状況です。

 

このとき、主に摂取されているのは、飽和脂肪酸と、安価で使いやすいオメガ6の油です。

 

オメガ6は免疫にかかわる物質であるサイトカインの原料となるため、体に必要ではあるのですが、摂りすぎると免疫反応が過剰になり、花粉症や食物アレルギーなどを生じやすくなると考えられます。

 

オメガ6の油を減らすことでアレルギー症状が改善したという報告もあるそうです!

これは、驚きですね(; ・`д・´)

 

また、オメガ3も毎日意識して摂取したいものです。

例えば、エゴマ油やアマニ油を1日小さじ1杯程度でかまいません。

 

オメガ3とオメガ6は、体の組織を機能させるために必要な「必須脂肪酸」であるにもかかわらず、体内で生成することができないため、食物などから摂取する必要があります!

 

オメガ6は通常の食事で十分に摂取可能ですが、オメガ3に関しては、最近は青魚を食べる習慣が減っているため、意識しないと摂取する機会が失われてしまいます。

f:id:od333yoga:20230915112641p:image

 

なお、オメガ3は光と熱に弱く、酸化しやすいという性質があるため、小さな瓶で購入し、早めに使い切るようにしましょう。

 

揚げ物や炒め物などの加熱調理には不向きです。

 

ドレッシングに使ったり、冷や奴やそうめんなどにかけてコクを出したりするのもよいでしょう。

 

オメガ3のサプリメントも販売されていますが、油として食事で摂取するほうがおすすめです。

 

サプリメントの場合はEPADHAとして摂取することになりますが、体で使い切れず過剰になった分は体外に排出されてしまいます。

 

しかし、油として摂取した場合は、一時的に肝臓に貯蔵して必要なときにEPADHAに変換することができます。

 

油は健康に欠かせないものですが、種類によって役割や作用が異なります。

 

それぞれの特徴を知ったうえで、バランス良く摂取するよう心がけましょう。

 

333GYM 佐々木美歌