今日は『完全呼吸』を Let’s Try ♡

みなさん、こんにちは。
ヨガが大好きな松永みやこです。


今日は、
『完全呼吸』についてお話しをしますね。

 

『完全呼吸』は難しいので
私も最初は、なかなか出来なかった呼吸法です。

 


何故なら

腹式呼吸』『胸式呼吸』『鎖骨呼吸』と
3つの呼吸を連続的に
行う高度な呼吸法だからです。

 

また、多くの方が腹部が固まっているため
呼吸をしても、お腹が動かないのですが
更に固まっているのが「胸部」になります。

 

20代後半から、肋骨の間にある『肋間筋』が、強張るようになってきます。
そのため、吸っても吸っても
思う様に肺に空気が入っていきません。

『完全呼吸』の時に胸式呼吸の難しさを
しみじみと感じたものです(=0=)

今日はこの『完全呼吸』を、
動画を見ながらチャレンジしていきましょう♬


『完全呼吸法』


 

 

横隔膜筋・肋間筋を最大限に動かすことで
肺を隅々まで活性化し、
肺の機能を高めてくれる呼吸法です。

 

万病に効果があり、
多くの方に対応することができて
万能薬になる呼吸法です。

また、カパラヴァティ呼吸法はとてもパワフルな呼吸法のため
心臓疾患や高血圧、妊娠中の方は出来ませんが
『完全呼吸』はこういった方にも対応できる呼吸法です。

嬉しいですね♪

また、ネガティブな気持ちになった時
どうしてもイライラしてしまう時に行うのも効果的です。

 

自宅で、ずーっと過ごしているうちに
煮詰まってきた・・・。
運動不足で体がなまってきた。
気持ち的に落ち着かない・・・。
~という方は

 

姿勢を整えて、ぜひ『完全呼吸』を、
お仕事の合間に行なってみてくださいね。


心も体も整ってきて、
仕事の効率も一気に上がりますよ(^—^)♪

 

それでは『完全呼吸』を、Let’s Try!!


① 骨盤を立てて姿勢を正します。
(姿勢に関しては、別の機会に細かく書きますね)
 右手はお腹、左手は胸の上部にあてて行うと感覚がつかみやすくなります。

② 口から体の中にある不要なものを
 全て出し切るイメージで息を吐いていきます。

③ ここから全て鼻呼吸になります。
「鼻から吸って〜 吐いて〜」と3回、腹式呼吸を行いましょう。
 その時に、最後まで鼻から息を吐き切ります。
 またおへそを引き込むように、お腹をへこませるのがポイントです。

④ 鼻から息を吸い、お腹を40%ぐらい膨らませる意識で
 『腹式呼吸』を行います。

⑤ そのまま胸を広げながら息を吸い続け、
 全体の60%の空気を胸全体に入れていきます。

⑥ 更に、胸に吸い込んだ空気が鎖骨まで
 入ってくるイメージで膨らませていきます。
 鎖骨や肩が少し上がる程度に、深く息を吸い込みましょう。

⑦ 吸い込んで上がった肩を一旦リラックスさせながら、息を止めます。
 大事なクンバクTimeです。
 この時間は敢えて、心地よさを感じましょう。

⑧ 吐いて、鎖骨から空気を抜き、
 更に胸に溜まった空気を優しく吐き出します。

⑧ 下腹部の力を緩めて、お腹をへこませ吐き切ります。

 
呼吸を深めながら、ゆっくりと
丁寧に腹部・胸部・鎖骨の順に空気を吸い込みます。


息を止めるクンバクの時間を
心地よく味わうのが一番のポイントとなります。

最初は苦しかったクンバクの時間が
心地よくなってきたら

体質や食事の好み・味覚が
変わってきている合図です!!

 

不思議ですね(^—^)


実は、『息を止めるクンバクTime』が一番!大事なのです。
全ての旨味はこの時間に凝縮されています。

慣れてきたらプラス5秒、息を止める時間を
徐々に長くしてくのが
『333YOGA流クンバクTime』です。

少し、追い込むことになりますが、
こうすることが「高地トレーニング」で行う
低酸素状態を作り出すことが可能です。

 

人によってカパラバティ呼吸法は楽しく出来るけど
『完全呼吸』はどうしても苦手、と思う人がいます。

例えば、『汗をかきやすい人』は
肺が弱い方が多いため

『完全呼吸』で肺を使うと、とても苦しく感じます。

苦手な呼吸法ほど率先して行うことが
体質改善に大きく繋がります。


呼吸を行うことで、自分のタイプが分かることも
楽しみの一つですね。