心の健康と、食事について

こんにちは! 新宿神楽坂のトレーニングジム『333GYM』です。

「ミツさんジム」と読みます(#^^#)

 

・加圧トレーニン

・呼吸のトレーニン

・ヨガ ~を行っています。

 

さて本日は、

心の健康と食事がどのように関係するかについてのお話しです。

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身体の健康のために日々の食事が大切であることはよく知られていますが、近年になって、食事は心の健康にも影響することが分かってきました。

 

食生活の偏りが、うつ病など精神疾患のリスクとも関連することを示した研究結果も次々に発表されています

 

従来、精神科の領域で食事はあまり重要視されていませんでした。

 

しかし、2000年以降になって、身体の健康管理だけでなく、メンタルヘルスにも食事が大切であるという研究が盛んに行われるようになりました。

 

現代の食生活で陥りやすい問題は主に2つあり、いずれもメンタルヘルスの問題と関係しています。

 

1つはエネルギーの過剰摂取です。

 

特に、スナック菓子やカップ麺などの加工食品は、食べやすく、スーパーやコンビニで簡単に手に入りますが、糖質や脂肪が多く、過剰なエネルギー摂取は肥満やメタボリックシンドローム、糖尿病などの原因になります。

 

これらの病態とうつ病の発症には関連があるという研究結果が得られています。

 

例えば、肥満があるとうつ病発症のリスクが高まり、うつ病が肥満発症のリスクを高めると報告されており、うつ病とエネルギー過剰摂取との間には双方向性の関連があることが知られています。

 

もう1つの問題は、栄養不足です。

 

加工食品や、白米、白パン、白砂糖など精製された食品は、美味しく食べやすい一方、ビタミンやミネラルなど大切な栄養素が取り除かれているものがあります。

 

そのため、エネルギーは過剰になっているにもかかわらず、ビタミンやミネラルなどの大切な栄養素が十分に摂りにくくなります。

 

うつ病になると、セロトニンドーパミンノルアドレナリンといった神経伝達物質が不足し、感情や気分を調節する機能が低下することで、前向きな気分になりにくくなると考えられています。

 

神経伝達物質の原材料になるほか、神経伝達物質の産生を助ける因子として必要となるのが、食事から摂取する栄養素です。

 

栄養不足の状態では、活力ある生活を送る上で必要なこうした神経伝達物質を十分に作ることができなくなります。

 

エネルギーの過剰摂取を防ぎつつ、心の健康のために必要な栄養素を十分に摂ることが、精神疾患の予防につながると考えられます。

 

 

333GYM