こんにちは! 新宿神楽坂のトレーニングジム『333GYM』です。
「ミツさんジム」と読みます(#^^#)
・加圧トレーニング
・呼吸のトレーニング
・ヨガ ~を行っています。
本日は、食事の指数についてのお話しです。
食事は健康を維持する基本です。
血糖値の急上昇を抑える食品選びの指標の一つとして・・・
「GI値(グリセミック・インデックス/食品の食後血糖値の上昇度を示す指数)」が知られています。
近年は食品が体内の炎症にどの程度影響を与えるのかを示す・・・
「DII(ディーアイアイ/Dietary Inflammatory Index:食事性炎症指数)」も注目されています。
体内に炎症が生じることのリスクや、炎症を起こしやすい食品、あるいは炎症を防ぐ食品にはどのようなものがあるのかについて解説していきます。
🔳怖い体内の慢性炎症

炎症と聞いて、思い浮かぶのはどんな状態でしょうか。
身近な炎症といえば、扁桃炎や結膜炎など、赤く腫れて、熱をもち、時には痛みを伴う、急性の反応ではないかと思います。
これは、細菌やウイルスなどの異物に対して起こる生体の防御反応です。
より詳しくいうと、皮膚や粘膜、消化器などの臓器を構成する細胞や血液中の白血球などの炎症細胞が異物に反応し、サイトカインやケモカインと呼ばれるシグナル物質が分泌されます。
すると、体内から炎症細胞が動員されてさらに集まり、異物を攻撃・排除し、やがて炎症が治癒するという一連の反応が起こります。
1929年のペニシリンの発見以来、たくさんの抗生物質、そして抗ウイルス薬が開発され、生体に対する異物の除去をサポートしながら、急性炎症を早く治癒させる治療は飛躍的に進歩してきました。
ところが近年では、こうした感染症の分野以外でも、「炎症」は注目を集めています。というのも、動脈硬化、糖尿病、脂肪肝、がん、認知症など、これまで長年の食事、運動、喫煙などの生活習慣の蓄積によって発症すると考えられてきた慢性疾患にも、炎症が深く関わっていることが分かってきたためです。
例えば・・・
心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす動脈硬化も、単にコレステロールが血管の壁に貯まるだけでなく、そこに多くの炎症細胞が集まってサイトカインを分泌し、病態を悪化させているということが明らかになっています。
生活習慣病に関わる炎症は、急性炎症のように細菌やウイルスなどに対する激しい反応ではなく、異物がない状況でもじわじわと持続する「慢性炎症」と呼ばれます。
慢性炎症は急性炎症と異なり、自覚症状はほとんどありません。
そのため、自分では気づかないうちに体内に軽い炎症がくすぶり続け、病気を招いたり、老化を進行させたりしている恐れがあります。
🔳DII(食事性炎症指数)とは?

慢性炎症が起こる原因には喫煙や過度の飲酒といった生活習慣、体内のホルモンの変化、脂肪や老廃物の蓄積などがあります。
近年は、私たちが普段食べるものにも・・・
「炎症を起こしやすいもの」
「炎症を防ぐもの」
~があることが分かってきました。
そこで、食事が体内の炎症状態に与える影響を総合的に評価する指標として開発されたのが「DII」です。
開発したのは米国サウスカロライナ大学の研究チームで、2010年12月までに発行された食事性の炎症に関する約6500件の論文から厳選した約2000件を参照し、45種類の栄養素や食品ついて、炎症促進性あるいは抗炎症性をスコア化しました。
これは、45種類の栄養素や食品が6種類の生体内の炎症性マーカー(炎症性サイトカインなど炎症の指標となるタンパク質:IL-1β、IL-4、IL-6、IL-10、TNF-α、CRP)に与える影響を数値化したもので、炎症を引き起こすものにはプラスの、炎症を減少させるものにはマイナスのスコアがつけられています。
ある人の1日の45項目の栄養素摂取量を、それぞれこのスコアで重みづけすることで、その人の食事が炎症を起こしやすいか、逆に起こしにくいかということが分かるようになります。
ある人の1日の食事内容から計算したDIIの値が「正(DIIが高い)」なら炎症を起こしやすい食事、「負(DIIが低い)」なら炎症を防ぐ食事と評価されます。
次回は、いつまでも健康であるためにも是非参考にしていただきたい「低DII食品」と「DIIの高い食生活のリスク」についてご説明です。
333GYM