体のエネルギー工場「ミトコンドリア」の活性化③

こんばんは( ^ω^ )

今日も一日お疲れ様でした!

 

333GYMの佐々木美歌です。

 

本日の内容は

ミトコンドリアと、免疫力の老化」についてです。

 

「免疫力」は体力などと同じように、加齢に伴って低下します。

 

加齢を避けることはできませんが、免疫老化を少しでも防ぎ、免疫細胞の働きを元気に保つためには、免疫細胞にエネルギーを供給するミトコンドリアを活性化する必要があります。

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ミトコンドリアがエネルギーを生み出すために最も重要な成分が還元型コエンザイムQ10です。

 

ATPエネルギーを作り出す過程で必要不可欠な栄養素(補酵素)で、ミトコンドリアが細胞を動かすエンジンだとすれば、還元型コエンザイム10はエンジンの動きを円滑にするエンジンオイルのような関係です。

 

そのほか、細胞内には「長寿遺伝子」と呼ばれ、寿命に関連すると考えられている遺伝子がありますが、還元型コエンザイム10はこれを活性化し、ミトコンドリアを元気にするという報告があります。

 

また、白血球のミトコンドリアの量を増加させる働きなども報告されています。

 

ミトコンドリアが働くために欠かせない還元型コエンザイム10ですが、年齢を重ねるとともに体内の還元型コエンザイム10量は減少するため、中高年になるほど、持続的に補うことが大切になります。

 

還元型コエンザイム10は、加齢だけでなく、脂質異常症の薬として使われるスタチンや、病気などによっても減少することが分かっていますので、不足が心配で補給を検討したい場合は、医師に相談してみるのもよいでしょう。

 

免疫は、いざというときに慌てて備えようとしても、すぐに強化できるものではありません。

 

普段から免疫のシステムが働きやすい環境を整えておくことが重要です。ミトコンドリアを活性化し、免疫年齢のアンチエイジングを図りましょう。

 

コエンザイムQ10について)

コエンザイムQ10は体内のあらゆる細胞に存在する生命活動に重要な補酵素コエンザイム)で、主に肉類や魚介類などの食品に含まれる脂溶性のビタミン様物質です。

アミノ酸チロシンと、糖代謝の中間物質でもあるアセチルCoAから体内で合成することができますが、20代をピークに体内での生成量は大幅に減少するといわれており、健康な生活を送るためには食材からの摂取を心がける必要があります。


 

 

333GYM

佐々木美歌