体のエネルギー工場「ミトコンドリア」の活性化②

こんばんは( ^ω^ )

今日も一日お疲れ様でした!

 

333GYMの佐々木美歌です。

 

本日の内容は

ミトコンドリアと、免疫システム」についてです。

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ミトコンドリアは、免疫機能にも大きな役割を果たしています。

 

ウイルスや細菌などの異物が体内に入ってくると、防御機能を持った細胞が複雑に関係しながら病原体を撃退し、体外へ排出しようとします。

 

このような体の反応を「免疫」といい、免疫反応を担う細胞を「免疫細胞」といいます。

    

体内に入ってきた異物を即座に攻撃する顆粒球やナチュラルキラー細胞、一度入ってきた異物を記憶して、2回目以降に効果的に攻撃するB細胞やT細胞などがあります。  

 

免疫細胞も、他の細胞と同じように、ミトコンドリアが生産するATPをエネルギーとして働くため、ミトコンドリアが十分に機能することによって、免疫細胞にエネルギーが供給され、免疫力が維持されます。

 

ミトコンドリアはエネルギーを作り出すだけでなく、ATPを作り出すとき、副産物として活性酸素も一緒に作り出します。

 

活性酸素は、体を酸化させてさびつかせる物質で、増えすぎるとがんや心臓病、脳卒中などの生活習慣病に深く関わると考えられています。

 

しかし、ミトコンドリアには、ビタミンEや還元型コエンザイムQ10CoQ10)などの抗酸化物質が存在しているため、活性酸素がもたらす害を軽減する働きが備わっています。

頼もしいですよね!

 

さらにミトコンドリアは、この活性酸素を、病原体を駆除する際にうまく活用するしくみも持っており、免疫機能にも貢献しています。

 

そして、ミトコンドリアは、免疫反応全体のバランスを取る「司令塔」のような役割も担っています。

 

ウイルスや細菌に感染したことで細胞が傷ついた際には、他の細胞に影響を与えないうちにアポトーシス(個体をより良い状態に保つために、不要な細胞を死なせて除去すること)させたり、免疫細胞が暴走する「サイトカインストーム」を抑えたりします。

 
次回も続きます。
 
 

333GYM

佐々木美歌