暑さによる脳のオーバーヒーには、環境が大事です。

こんばんは! 

今日も一日、お疲れ様でした(╹◡╹)

トレーナーの佐々木美歌です。

 

本日は、脳のオーバーヒートについての続きです。

脳がオーバーヒートしないように、環境作りが大事になります。

 

脳のオーバーヒートを予防する上で最も大切なのは、自律神経に負荷をかけすぎないことです。

 

暑い季節は、脳に合わせた環境づくりも重要です。

脳にとっての最適温度、つまり脳の負荷にならずに機能を発揮しやすい室内環境は22~24度といわれています。

「少し涼しい」くらいの温度が理想的です。

f:id:od333yoga:20230921113700p:image

 

電気代の節約を目的とした省エネ推奨温度は28度とされていますが、脳にとっていい環境とはいえません。

 

室温と作業効率を調べる研究では、気温が25度以上になると、1度上がるごとにパフォーマンスが2%下がるという報告もあります。

 

日本人は、欧米諸国に比べて筋肉量の少ない人が多く、体が発熱しにくいことから寒がりだといわれています。

特に女性にその傾向が強く、エアコンが苦手だという人も多いようです。

 

しかし、ここが大事なポイントですが、

体に合わせてエアコンの設定温度を上げるよりも、脳に合わせて室温は涼しくしておき、寒さを感じたら着る服を増やして体を温めるようにしたほうが、脳のオーバーヒートは予防できます。

 

さらに、発汗で体から水分や塩分は抜けていても、日本の気候ではじっとりとした湿気があるために汗が蒸発せず、喉の渇きを感じにくいので、水分の補給をおろそかにしやすいのです。

 

その結果、血液の流れが悪くなって体に熱がこもりやすくなり、熱中症脳梗塞などを引き起こすリスクが高まります。

喉が渇いていなくても、意識的に水分を補給するように心がけましょう。

 

 

333GYM 佐々木美歌