こんばんは!
今日も一日、お疲れ様でした(╹◡╹)
トレーナーの佐々木美歌です。
本日は、脳のオーバーヒートについての続きです。
脳がオーバーヒートしないように、環境作りが大事になります。
脳のオーバーヒートを予防する上で最も大切なのは、自律神経に負荷をかけすぎないことです。
暑い季節は、脳に合わせた環境づくりも重要です。
脳にとっての最適温度、つまり脳の負荷にならずに機能を発揮しやすい室内環境は22~24度といわれています。
「少し涼しい」くらいの温度が理想的です。
電気代の節約を目的とした省エネ推奨温度は28度とされていますが、脳にとっていい環境とはいえません。
室温と作業効率を調べる研究では、気温が25度以上になると、1度上がるごとにパフォーマンスが2%下がるという報告もあります。
日本人は、欧米諸国に比べて筋肉量の少ない人が多く、体が発熱しにくいことから寒がりだといわれています。
特に女性にその傾向が強く、エアコンが苦手だという人も多いようです。
しかし、ここが大事なポイントですが、
体に合わせてエアコンの設定温度を上げるよりも、脳に合わせて室温は涼しくしておき、寒さを感じたら着る服を増やして体を温めるようにしたほうが、脳のオーバーヒートは予防できます。
さらに、発汗で体から水分や塩分は抜けていても、日本の気候ではじっとりとした湿気があるために汗が蒸発せず、喉の渇きを感じにくいので、水分の補給をおろそかにしやすいのです。
その結果、血液の流れが悪くなって体に熱がこもりやすくなり、熱中症や脳梗塞などを引き起こすリスクが高まります。
喉が渇いていなくても、意識的に水分を補給するように心がけましょう。
333GYM 佐々木美歌