チャレンジ!今年こそ、お腹周りの皮下脂肪を減らそう💕
『皮下脂肪』は皮膚の下の皮下組織に、ゆっくりと蓄積され内臓脂肪より落ちにくい特徴があります。皮下脂肪が減っていくメカニズムを知ることで、焦りや挫折を避け最短で皮下脂肪を減らしていきましょう!
①お腹の皮下脂肪は、皮下脂肪の中でも高難度! 体を守るためにお腹周りに付くようになっているので、他の部位にくらべてダントツに減りにくい。最後まで残ることを覚えておきましょう。
②脂肪が1日に落ちる量は100gが限界!50g目安に考えましょう。 脂肪は1ヶ月でも1~2㎏しか落ちません。水分は1日で2~3㎏は変動します。短期間での体重の減少は、ほぼ水分になります。
③アンダーカロリー(摂取カロリー<消費カロリー) 脂肪燃焼効果が高いものを飲食してもエネルギーが余っていたら減りません。(※もともと体脂肪が減ってきてあと少し、という時は効果あるかも)活動代謝量の80%の摂取カロリーにしておくのが良いですね。活動代謝量×0.8
④運動だけだと体脂肪の減りが遅い! 体脂肪を減らしたいときは食事管理を入れる方が5~10倍の早くなります。体型の変化が感じられないと途中で挫折しやすいので食事&運動で筋肉をキープあるいは筋肉を付けながら脂肪を減らしていきましょう。リバウンド防止にもなります。
⑤食欲を自然におさえる方法を知っておく! 「我慢」は長期的に効かなくなります。食欲は脳がコントロールしているので自然と押さえられる方法でコントロールしていきましょう。
①~⑤のポイントをおさえてお腹周りの皮下脂肪マイナスにに挑戦しましょう。 実際に例を出して計算してみます。
目標数値に行けるまでに最短期間は?
■体重50㎏ 体脂肪率30%の40歳女性。マイナス5㎏を目指します。
この人の体脂肪量は15㎏となります。脂肪だけ5㎏落とせた場合で考えます。(難関ですが)成功したら、こうなります。
■体重45㎏ 体脂肪率22.2%、体脂肪量は10㎏
②でお話している1日50g、脂肪を減らせたとして100日(3カ月と10日)かかります。その間、お腹の皮下脂肪が減っていくのは後半です。焦っては継続できませんので、ココは覚えておきましょう。あなたも計算してシュミレーションしてみてくださいね😊
次に、食事についてみていきましょう。
私達の『食欲』は、脂肪細胞、胃、血液、腸から分泌される満腹ホルモン・空腹ホルモンが脳に届くことによってコントロールされています。例えば、たんぱく質は胃・血液・腸で感知されます。食物繊維は腸、糖質が少なければ血液から空腹ホルモンが分泌されます。必要な栄養素を摂れれば、強烈な空腹感無く『食欲』は抑えられます。そのために、たんぱく質(P)・脂質(F)・炭水化物(C)のバランスが大事になってくるのです。
■体重50㎏ 体脂肪率30%の40歳女性が週に1、2回程度の軽い運動をする場合。 基礎代謝量1185Kcal、活動代謝量1630Kcal。活動代謝量の80%を摂取カロリーとします
摂取カロリー1304Kcal
P 体重×1.5~摂取カロリーの30% 300Kcal 75g F たんぱく質、炭水化物を引いた残り 352Kcal 39g C 摂取カロリーの半分 652Kcal 163g
食物繊維 15g程度
この栄養バランスに近づけて食事を摂れれば、皮下脂肪を減少ダイエット継続がしやすくなります。
カロリー計算だけのダイエットは筋肉がおちたり、脂肪が落ちなかったりします。今回は、体脂肪(特に皮下脂肪!)を減らすために私も、この方法でチャレンジしたいと思います!