『体脂肪率』は、体に占める脂肪の割合で内臓脂肪と皮下脂肪に分けられます。この2種類の脂肪を体脂肪といいます。
体脂肪率が増えるほど、太っているという事になります。例えば、同じ体重でも体脂肪率が多い方が太って見えます。
体脂肪率を下げると、見た目もスッキリ✨動脈硬化や糖尿病、内臓疾患のリスクも下がります。
食事でエネルギーが入ってきます➡消費されずに余った分➡肝臓で中性脂肪に合成され
➡血液中に流れて皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられる。
1.筋肉量を上げる。
体脂肪率は体内における脂肪の割合なので、筋肉量が増えれば体脂肪率は落ちます。 筋トレは筋肉をつけるだけではなく、脂肪が分解されます。有酸素運動と組み合わせて行うとさらに効果はあがります。
2. 糖質・脂質の摂りすぎに気を付ける
基本的に摂取カロリー<消費カロリーを心がけましょう。脂質は高カロリーですが、種類や摂り方によっては太りにくい成分です。特には、糖質(甘いもの)の摂り過ぎに気をつけましょう。
食事で糖質を摂ると血糖値が上がります。
その時、血糖値を下げるために膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。 インスリンは血中の糖分を脂肪に換えてため込む働きをします。
インスリンは『脂肪を作ってください!』の合図なのです。血糖値のゆるやかな上昇は問題ないのですが、急激な上昇はインスリンを過剰に分泌させます。糖質の高いものは一気に摂らず少量で、たんぱく質や食物繊維と一緒に摂っていくようにしましょう。
食後の血糖値が急上昇と急降下を起こす状態を「血糖値スパイク」といいます。
この状態を繰り返すと、血管の壁がボロボロに傷つき、動脈硬化が進行したり 心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすリスクが高いので気をつけましょう。
血糖値の上昇を緩やかにする工夫
・一気にたくさん糖質を摂らない。
・食べる順番を意識する『食物繊維→汁物→たんぱく質・炭水化物』
普段からの食べ方の工夫や運動習慣で、体脂肪率は下げられます。次回からは、もっと具体的に体脂肪率の下げ方を探っていきましょう‼