ふくらはぎを鍛えて、生活習慣病予防①

こんばんは! 

今日も一日、お疲れ様でした(╹◡╹)

トレーナーの佐々木美歌です。

 

 

若いからといって油断できないのが、

動脈硬化や高血圧などの「生活習慣病」のリスクです。

 

予防のカギとなるのが「血流」です。

特に滞りやすい下半身の血流の改善におすすめなのが「つま先立ちです」

 

ふくらはぎは、けっこう重要なのです。

それは何故でしょう?

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「第2の心臓」と呼ばれるふくらはぎ。

その理由をご存じでしょうか?

私たちの体内では、次のようなメカニズムで血液が循環しています。

 

1  心臓から血液が勢いよく送り出される

2  血液は動脈を通り、心臓から体の末端へと向かって流れる

3  体の末端に到達した血液は、静脈を通って心臓に戻る

 

上記の「3」のときに力を発揮するのがふくらはぎです!

 

というのも、足先まで流れてきた血液を心臓に戻すためには、重力に逆らって押し上げる力が必要だからです。

 

ふくらはぎの筋肉が収縮と弛緩をくり返し、ポンプのような役割を担うことで、スムーズに血液を心臓に戻すことができるのです。

 

しかし、血液が心臓に戻るふくらで押し上げる力が低下すると、重力に負けて逆流する恐れもあります。

それを防ぐため、静脈には「静脈弁」と呼ばれる扉のようなものが多数付いています。

 

血液が心臓に戻る際には弁が開き、血液が足先に逆流しようとする際には弁が閉じます。

この弁はもともと薄く壊れやすい構造をしていますが、加齢や出産、長年の立ち仕事の影響などの要因で壊れてしまうと、逆流した血液が静脈内にたまることになります。

 

その状態が長期にわたって続くと、静脈がデコボコしたり、曲がりくねったりする「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)」を引き起こす要因となります。

 

こうした病気を防ぐ意味でも、ふくらはぎの筋肉のポンプ機能を維持することが大切です。

 

また次回も続きます。

 

 

333GYM

佐々木美歌